Friday, December 31, 2004

稚拙なブログに感謝

Filippa Gioldano

このような稚拙なブログでも、見ていてくださる変人・・いやいや失礼しました、SZフリークな方がおられて、本当に嬉しく思います。そう、今まで読んでくださっているあなた、どこかのネジが外れかかっているかもしれません、お気をつけください。
ネタの切れ目が縁の切れ目にならないよう、来年もがんばって書いていきますので、よろしくお願いいたします。

写真はSZとは全く関係ありませんが、友人から頂いたCDを紹介。年の瀬を静かに、オペラ・アリアを聞いて、イタリアンに過ごすには、心落ち着くフィリッパ・ジョルダーノのおすすめCDです。

Thursday, December 30, 2004

リアウイングのリップ

SZ rear wing

こんな小さなリップですが、効果は絶大でした。オーバーステア傾向だった自分のSZですが、後ろの安定感は想像以上に改善されました。へっぽこドライバーの自分には、リアがしっかり安定して好みの状態になりました。我ながら、苦肉の策のとっさの思いつきですが、自賛の改造だと思います。このリップは、昨今流行のボディー下部に付ける、アンダー・エアスポイラーの部品で、元々はポルシェのリア・ウイング後端に追加するために開発された物です。リップの高さは約25mmですが、あるとないとではこうも違うものかと、空力の効果と言うのはすごいものだと、あらためて感心させられました。

SZは近代のポルシェやBMW等のように、フロアがフラットパネルになっていないため、ボディー下部に流れる空気は乱気流となり、接地性には不利なことは想像できます。せめて、フロントバンパーから、シート位置くらいまで、パネルを付けてフラット化してやれば、あの低い車高ですから、ボディー下部を流れる空気の流速も速く、ダウンフォースが効くのではないかと、素人は考えています。機会があれば是非やってみたい改造です。

SZのブレーキ(現状)

自分のSZはノーマルブレーキといっても、一応パッドはEndressのNA-Rにしてあります。ノーマルパッドでは数周もすると、パッドの焼けた匂いがし出し、煙がモクモクと立ち上り、終いには音を上げて踏み代も深くなり効き難くなってしまいます。その点、このNA-Rは走行中最後までブレーキフィーリングが変わらない所が気に入っています。レーシングパッドと言っても、低温でも初期から効きますし、ローターへの攻撃性は少ないようです。多少町中では鳴くこともありますが、自分のように自走してサーキットに出掛けたり、ツーリングにも行くような使い方にはピッタリかと思います。これも浜松の師匠の受け売りですが、ポルシェの友人も、このNA-Rを好んで使っておられる方が多いようです。なのに、師匠は最近パッドをパジット(独)に換えたようです。パジットはポルシェの純正パッドなのだけれど・・・・。

パッドだけでも随分ノーマルの状態より数段改善されますが、SZはキャリパーに走行風が当たり難く、特にリアはインボード・タイプなので放熱性を考えるとかなりハンディがあります。ポルシェはフロントのロアアームに導風板が付いていて、キャリパーに風が当たるように考慮してあります。そのようなこともあって、自分はフロント・キャリパーにバンパーから導風ダクトを付けてあります。これでパッドの寿命は延び、フィーリングはより確実なものになりました。もう慣れてしまいましたけれど・・・。

鈴鹿走行会#3 SZのブレーキ

SZ-suzuka12263

SZのブレーキは、よくレポートで酷評されるほど効かないわけではありません。ただし、ノーマルショックはコイルスプリングも柔らかく、パニック・ブレーキング時にフロントのノーズダイブが大きいため、リアの荷重が抜けてリアタイヤがロックすることがあります。ショックをクァンタムに換え、スプリングコイルを硬く(強く)してもその傾向は変わりませんでしたが、フロントの減推力をほんの少し高めた後は、ノーズダイブが少なくなり、結果的にリアの脚の接地が良くなったためか、総じてブレーキもよく効くようになりました。このあたりは素人の見解なので、参考にならないかもしれませんが、明らかに体感することができます。

こうしてみると、SZの場合、もう少しリアブレーキを積極的に使えるように考慮すると、より良い結果が得られそうな気がします。それでも、ブレーキを踏んだときのフィーリングは、やはり心許ないと言うか、剛性感のないもので、できうればカチッとしたフィールが是非とも欲しいところです。次のSZ改造計画はフロントブレーキのグレードアップがやはり必須です。

SZもそうですが、たいていアルファのバルクヘッドは柔(やわ)で、このあたりにも原因があるのではないでしょうか?そのような理由で、ブレーキが効かないわけではないのに、なにか効かないような不安感が残って、コーナーに自信を持って向かえないのです。特に鈴鹿のヘヤピンやスプーンカーブでは、コーナーが近づいてくるまで待ってしまう(空走区間と言うか無操作区間が長くなる)ような運転になってしまいます。このような状態で、エンジンのパワーアップをしてももったいない。ウデのことを棚に上げて車のせいにするのもいけませんが、遊びのサーキット走行なのだから、くるまいじりの試行錯誤も楽しまなくてはおもしろくないので、来年はフロントのブレーキ・キャリパーを交換してみようと思っています。

Wednesday, December 29, 2004

鈴鹿走行会#2 ゼッケン1

SZ-suzuka12264

最近、クラブ(AROC Mikawa)の走行会では、ゼッケン1番を頂いています。本当は、少々気恥ずかしい思いでいっぱいです。サーキット走行を楽しみ始めたのもつい最近のことで、経験も浅いのに番号だけが一人前で、速そうに見えるので、はては困ったものです。
今回の走行会は参加台数が多く、思ったようにクリアラップがとれませんでした。おまけにP-LAPのスイッチを入れわすれていましたし、車載ビデオは操作を間違えて、半分は映っていなかったりと貴重な反省材料が得られず、ポカをやってしまいました。久しぶりの鈴鹿に舞い上がってましたね、と低レベルのタイムに弁解です。それでも、イブの晩、静岡県、浜松のトランスアクスルの師匠宅へでかけ、CPUに自分好みのバイアグラを仕込んでもらったお陰で、パワーアップしたSZは、気持ち良く走ることができました。その日は男どうし二人で、それも助手席の友人のひざの上にはPCをのせて、試走しながらCPUセットアップをしてもらいました。端からみたら変人にみえたでしょうねこの二人。一生忘れないとっても素敵なイブでした・・・・。

Tuesday, December 28, 2004

鈴鹿走行会#1

SZ-suzuka12262

いやはや思い通りにはいかないものです。イメージはもっているのだけれどなぁ・・・。あそこでこうして、ここでこう曲がって、ぴゅーっとストレートに・・・・。腕もさることながら、やはりブレーキが効かないかもしれない、と言う不安感がネックだそうな、アドバイザーの暖かいいたわりの言葉に励まされた次第です。

前日、すこしテストドライブをしたところ、とてもオーバー・ステアで、どうしようかと思っていましたが、ちょうどうまい具合にゴム製のリップがありましたので、リアウイングに付けて今回走行してみました。写真にちょこっと写っています。こんな小さなものですが、これがよく効きました。

Friday, December 24, 2004

オイル交換はまめにしましょう!

今日、オイル交換に行きました。26日の鈴鹿走行会のための準備です。オイル交換自体はどうということも無いのですが、作業の時に見つかったことがありました。実はオルタネーターを固定していたナットが抜け落ちていたのです。オルタネーターはがたつき、ボルトのネジ山がつぶれていましたが、何とか復旧。これを知らずに26日、鈴鹿サーキットを走っていたら・・・・と思うと、ぞくっとします。もうエンジンルームは、くちゃくちゃになっていたかもしれませんね。それより他の皆さんに迷惑をかける所でした。オイル交換に出掛けておいてよかった、と思うことしきりです。自分は2,000kmも走ればオイル交換してしまいますし、乗らなくても3〜4ヶ月で交換してしまいます。オイル交換は、言ってみれば車の健康診断のつもりでしています。オイルの交換だけでも、車に何かしたという満足感がありますし、ストレスの解消にしています。

今回はチョット試しにバーダルのXTR C60 39.67 RACING SPECIAL OIL ( 10W-60 )を入れてみました。正規定価は5,000円/L、SZは約6Lを必要としますので、オイル交換にかなりの覚悟がいります。少し走った感じでは、中速のトルク感があって、高回転もストレス無く回り、バーダルらしい性格のオイルだと思いました。バーダルのオイルは、入れ始めはすこし回転が渋い感じなのですが、100kmほど走行すると高回転も良く回るようになる、面白いオイルです。自分は、このバーダルとレッドラインの( 15W-50 )、モチュールの300V ( 15W-50 )、これらのオイルがそれぞれに性格が違って、オイルのフィーリングを楽しむには面白い3点だと思います。あくまで個人的感想ですが・・・。

Tuesday, December 21, 2004

アルファの似合う道

ないですねぇ、アルファの似合う街並みや道路が、日本は大抵、ちょっと郊外に出掛けると、田んぼがあって、これが実にアルファとミスマッチ。特に私などは、田舎に住んでいることもあって、どこにどう車を配置しても似合わないんだなぁこれが。石畳の道なんてどこにも無いし、南仏ニースを思わせるところもない(そういえば、20数年前にモナコに行ったことがありますが、あんな狭い道路をF1が走るなんて、正気の沙汰では無いと思いましたね)。海辺に出掛けても、「漁船のエンジン皆ヤンマー」が聞こえてきそうな漁港くらいしかないし、山に行けば松林で、日本の風景はやはり、銭湯の三保の松原の絵そのものですねぇ。およそヨーロッパの風情などとは、かけ離れた風景ばかりです。日本でアルファが走って似合いそうな場所を想像すると、山腹の果樹園、ワインの葡萄畑を縫って走る、山梨辺りがお似合いだと思うのですが・・・。
これが、SZともなると、もうシチュエーションがどうこう言う問題ではありません。あの鬼瓦みたいな顔つきは、周りの風景との調和なんて物と全く無縁ですね。日本のどこに行っても不釣り合いに思えてしまいます。そのSZで田んぼの畦道(あぜみち)を今日も走る自分は、かなり強心臓かもしれません。

Monday, December 20, 2004

今年最後の鈴鹿走行会に期待

suzukasz17

12月26日は、今年最後の鈴鹿走行会です。今回は前後に5mmのスペーサー入れてトレッドを広げました。一般高速道路で診た所、やや踏ん張りが利くような気がします。他にも少しテストしてみたい細工を施しましたので、効果がなかったら・・・?これはまたレポートしましょう。

さてこんな忙しい年末に鈴鹿の走行会とは、皆さんほんとに好きです。今回のAROC Mikawa走行会には、アルファが50台参加します。鈴鹿にこれだけのアルファが集まって年に3回も定期走行会を開催すると言うことは、すごいことです。おまけに今回はSZが3台エントリーしています。場合によっては4台目の参加もありそうなので、非常に楽しみです。4台のSZが連なってサーキットを走るなんて、想像しただけでもワクワクします。しかし面白いクラブです。SZが3台もいて、鈴鹿を全開で走ってしまおうと言うのですからね。誰なのでしょうかねこんなクラブにしてしまったのは・・・。

Thursday, December 16, 2004

思い出の75TS

75 ts

92年にFRのアルファロメオが無くなってしまうことが残念で、買った75tsです。以来10年間楽しませてもらいました。最後はエンジン、ミッションのオーバーホールとブッシュの総取り換え、考えられるすべての駆動部品は新品に交換し、オーバーホールを行って友人に譲りました。元気にしてるかなぁ〜。75はシートとペダル位置が結構オフセットされているので、運転していると体がよじれて、腰痛持ちの私には辛かったですね。そんなことで、この歳になると、普段はラクチンなオートマにしなくてはなりませんでした。今でも75が少しロールしながら走っているところを、斜め後ろから見ると、やはり格好いいなぁと思います。レトロスペクティブなデザインの多い昨今のアルファですが、もうそろそろ世間を驚かせるものを出してもらいたいな、と思うのは自分だけでしょうか。

サウンドか、それともノイズか

イタリアの車に乗る方は、エンジンの音を鼓動と表現してみたり、エクゾースト・ノートが血をたぎらせる、などと言っては話の種にしてしまいますが、ドイツ車にお乗りの方はそういうお遊びがないですね。ベンツやBMWのオーナーが、エクゾースト・ノートが云々などとおっしゃるのを伺ったことがないような気がします。エンジンはあくまでも躾けられたスムースさと振動の無い静かさが大切で、およそ、マフラーから出る物はサウンドではなくただの排気のノイズ。排気の音ですからカス、つまり(屁・・・下品ですみません)みたいに思っておられるのでしょうか。そうしてみると私たちは、このオナラに歓喜したりしている類いまれなる変人ですな。

Tuesday, December 14, 2004

ああしてこうして・・・

まず来年はパワーアップ作戦ですね。圧縮を上げて、ハイカムを、バルブ回りを軽くして、と構想はあっても、耐久性を考えるとねぇ。とりあえず、ビッグスロットルとエアフローレスにして、モーテックでマネージメント。これで行こう。と勝手に決めてます。
でもその前にブレーキを何とかしなくては、ブレンボかウィルウッド、希望を言えばアルコンですかねぇ。別に4ポッドのキャリパーだからよいというものでもありませんし、マルチポッドでも有効面積が小さくなれば、さして効果のないことくらい、素人ですがわかります。でも、SZのフロントキャリパーは、スカイラインGTRやランサーのリアブレーキ・キャリパーと同じっていうのがどうも癪に障る(しゃくにさわる)ではありませんか。リア用ですよ、リア!。

現状でも効かないわけではありませんが、どう表現しましょうか?・・・効くのだけれど、効かないようで心配なのです。だからブレーキングにメリハリが無くて、コーナー手前からズルズルと踏んでしまうのです(下手だから尚更、これが一番の原因だったりして、自覚してます)。もう少しソリッドな感覚にもしたいし。でもバルクヘッドが柔いしなぁ。できればマスターシリンダーはタンデムに・・・。ああまだあった、ラジエターコアも軽くしなくては。そう思うとやりたいことが次々と出るわ出るわ。でもよ〜く考えると、何よりまず腕を上げなくてはだめでしたね。とほほ。

Monday, December 13, 2004

Be Braved !

suzukasz7

人間って動物は勝手なもので、何にでも最初は満足しているのですが、そのうち徐々に欲が出てくるものですね。SZも当初はトルクフルなエンジンに感動していましたが、最近では少し物足りなく感じています。歳を取ったせいでしょうか、もう少しラクチンに走りたくなってきました。SZのパワーは、アルファ同士では、それほど引けは取りませんが、ストレートとなると、絶対的にパワーが足りません。できればあと30馬力、いやいや贅沢は言いませんから、20馬力でもいい、欲しいなぁ。
だめですよ若い人は、たとえパワーが無くったって、Be Braved ! (どう訳しておこう・・・勇敢にとでもしておきますか)。そうあって欲しいですねぇ。私たちオジンは、悲しいかなパワー(薬とも言います)を金で買うしかありません・・・なにせ E・・・Disfunction(機能不全)なのですから。
そんなことで、来年はもうちょっとパワーアップをしたいですね。・・・・と言っても、もう頭の中では構想がグルグル回って夢見てます。まずあれとコレと・・・でもってこうしてああして・・・。んん〜ん資金が。

Saturday, December 11, 2004

真面目なリアの話#2

sz rear wattlink

これは、ボディー側の写真です。車を仕立てていくという楽しみは、こういう小さなチューニングの積み重ねなのだと思います(生意気ですけれど)。
このワットリンクのピロ化は、非常に効果的でしたが、ショックをクァンタムに変えたとき、脚の秀逸さが、かえってショックのボディーとの接合部、ゴムブッシュによるたわみを露呈させることになりました。高速道路などで上下に抑揚(アンジュレーション)のあるところでは車が不安定で、 特にリバウンドしたときは、センシティブになってしまいました。これはその後、ショックの取り付け部を上部は硬質ウレタンで、下部はピロボールにすることによって、乗り心地を確保した上で、満足の行く改善を施しました。良いガレージに巡りあうことができた自分は本当に幸いです。

真面目なリアの話

sz rear wattlink2

SZに限らず、フェッタシャシの車は、フロントとリアのロール感に微妙なずれがあって、ずっとこれが気になっていました。なにかしらフロントのロールとリアのロールの具合がちぐはぐで、フロントが旋回し始めてロールしても、後ろがこれに即座についてきてくれない。気持ちは回っているのに、体がついてこないような感じでしょうか。

SZはリアのド・ディオン、センターがピロ・ボールなのですが、その他のブッシュ類は乗り心地と、ボディーへの負担を考えてのことでしょう、やはりゴムなのです。そのこともあってか、リアのサスペンションの動きは、何となくゴニョゴニョした動きになりがちで、かっちりとした剛性感がありませんでした。そこで、いつもサーキットで私をEDに陥れる浜松の友人が、リアのワットリンクをピロ化することを勧めてくれました。これは効果ありました。ほんの些細なチューニングですが、リアの脚回りは以前よりずっとダイレクトな感触になりました。

アルファロメオはスポーツカーか?

これははっきりしていますねぇ、断じてスポーツカー!。何故って?
そりゃぁアルファに乗って帰ってきたとき、サーキット走行でなくても、いつも”あぁ〜疲れた〜”と思うからです。おまけに必ず目が充血するのです。(不気味かもしれない)。瞬きしないで走っているから?(瞬きすると危ない)それとも興奮してるからでしょうか。いずれにしても、乗って疲れるってことは、やはりスポーツでしょ?。普段乗っている豹に乗り換えると、ホッとします。だいたいロールケージも入っているわ、フルバケットのシートだし、乗り降りが面倒で、これを普段の足に使いたくはないですね。と言っても自分でそうしちゃったのですけれど・・・・。

Thursday, December 09, 2004

白いストライプ

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ボディーの白いストライプは、憧れていたジュリアGTAのイメージで付けたものです。SZは真横から見ると、ドアパネルからリアフェンダーの視覚的マスが大きくて、なにかズングリして恰好良くないんです。何かアクセントが欲しくて白いストライプを入れましたが、本人は結構これが気に入っております。

アルファが貧窮の末、フィアットの軍門に降った最初の車で、ツァガートと言ってもFRPはことのほか分厚く、厚化粧でぼてっとした感じが否めません。ボディーをFRPとしたのは、ただ単に製造コストのことであって、軽量化の為ではないことが伺えます。資金が潤沢であれば、プレスの型を起こして、アルミ製のボディーにきっとしたはずでしょうから。ボディーの出来から云えば、メイクアップ製SZのミニカーの方がよほどきれいな仕上がりです。比較するのも変ですが・・・・自分のSZも塗装のされていないFRPがむき出しの所もあったりと、発売当時の価格を思うと、ひでぇ〜車です。それでも、75までに果たせなかった色々な弱点を、要所々に改善してあり、こうして乗ってみると、ポテンシャルの高い片鱗(へんりん)を見せてくれます。だからこそSZは飾っておかずに、どんどん使ってしまえばいいんです。アルファは走らせてこそナンボの車なのですから。

こんなブログですが見ていてくださる方も結構おられるようで、本当にうれしい限りです。ただ見てくださってるあなたは、かなりの変人かも知れませんぞ?。人気ブログランキングの順位もそのようなことで、開設以来順位を少しずつ上げています。人気blogランキング:ここをポチッとね

Wednesday, December 08, 2004

夢のまた夢

EMCSZeng

6連スロットルかぁ〜。
とりあえず、年末ジャンボは買っておこう・・・・。

お勧めのタイヤP-ZERO C

suzukasz15

サーキット走行だけでなく、普段も装着したままで使うとすれば、ピレリーのP-Zero Cがお勧めではないでしょうか。自分はポルシェ964RSの友人に勧められて暫く使ってみましたが、特にSZのようなチョット古い車で、ノーマルの脚回りのままならこれで十分です。自宅から自走してサーキット走行を楽しんで、また自走して帰ってくるような場合、このタイヤは乗り心地もよいし、静かですから気負った所も無く普段履きにぴったりだと思います。熱が入るとやはり硬さが出ますが、十分日常に使用可能です。ただし雨の日はよく滑りますから要注意です!一応ドライ専用タイヤです。

このタイヤのいい所は、適度なグリップで、滑り出しも穏やかですし、何より気に入っていたのはタイヤの自重が軽いことです。これはブレーキにかかる負担が絶対的に軽減されるからです。どうせ楽しみのサーキット走行ですから、かっこいいヤツでないとね。正直に言えば、ブランド・イメージも大切なのです(根がミーハーなので)。
それほど目じりを釣り上げてサーキットを走らないのであれば、スポーツ走行を時々楽しむタイヤとしてはベストだと思います。自分はクァンタムの脚回りを組むまでこのタイヤでサーキットも楽しみ、ツーリングにも出掛け、時にはデート(ナイナイ)までこなしていました。

Tuesday, December 07, 2004

Rendezvous(ランデブー)

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(鈴鹿西コース・ストレート)このあと、やっぱり抜かれたような気がする・・・・・。この先の130R手前でSZの場合、ようやく200km/hの速度に達します。ポルシェ964RSで約220km/hだそうで、やっぱりポルシェ964RSは速いですね。でも自分はこの130Rが鈴鹿のコースの中では一番好きな所なんです。

私のEDの原因

suzukaszkensi2

このSZがバックミラーに映ると、反射的に怯んで、EDになってしまいます。車の顔が怖いのもありますが、なにせ走りの鬼ですから。こんなのが後ろから迫ってきたら誰でもよけますって。そうでしょ?

Monday, December 06, 2004

アルファロメオ閑話 その3

そう、棘(いばら)の道でしたね。GTVパワーアップ作戦は結果としてメカチューンでようやく135馬力(カタログ値)になりました。ですが、エンジンが速くなると今度は脚回りが遅く感じるようになり、続いて脚の整備になりました。ところが脚が速くなるとまた今度はエンジンが遅く感じる・・・まるでイタチごっこですね。
こうして自分はこの84年式GTVに車両価格以上の投資してしまいました。おかげでよく勉強はさせていただきましたけれど、ホントに馬鹿です。思うに今またSZに同じようなことをしようとしていますが、齢(よわい)50になっても懲りてないですねぇ、でも好きなのだからしょうがないでしょ、アルファロメオがね。

アルファロメオ閑話 その2

84年式GTVのパワーアップ作戦は、何故かあるところにはあるもので、当時まだ残っていた(伊)アウトデルタの部品を使って組まれました。同時にクランク等々の回転部のダイナミックバランスや、その他部品のスタティックなバランスを取って、エンジンができ上がりました。

バランスエンジンの妙味は、レシプロエンジンがまるでロータリーエンジンになったような振動の無い、スムースな回転の上昇にあります。ただトランスアクスルの場合、プロペラシャフトがエンジンと等速に回転しているので、こちらのバランスも不可欠ですね。
まぁこんなことはご存知の方々には百も承知のことと思いますが、せっかく手に入れたアルファ、チョットくたびれてきたと思った機会にリフレッシュしてみてはいかがでしょう。またあらためてアルファの素晴らしさを味わうことができるのではないでしょうか。

アルファロメオ閑話 その1

84年に初めてGTVを手にしたときは、とても満足していたのですが、暫くすると、そこはそれ誰もが思う通り、改造してみたいモードが、にょきにょきと顔をのぞかせてきました。そこでまずパワーチェックをしてみよう、と言うことになり、(まぁ勝手に自分でそう思っただけですが、イジル前の記録も残しておきたかったので)シャシ・ダイナモにかけてみました。
で、ショップの店員曰く「お客さ〜ん、三桁いってないですね。96馬力です。はいこれ記録用紙」これを聞いたときには正直、愕然としましたね。うそでしょ〜。カタログでは確か130馬力くらいあったような・・・・・。ここからですね、棘(いばら)の道に転げ落ちていった、いやいや愛の?ロメオ道に踏み込んでいったのは。つづく・・・

こんな話はいいって?、もっと過激な話がご所望でしょうか。SZが130Rで吹っ飛んでいったとか・・・燃えたとか・・・ロールバーのせいで彼女を失ったとか。

Sunday, December 05, 2004

鈴鹿サーキット走行シーン(動画)

suzukasz12

鈴鹿のヘアピン・カーブ走行シーン、動画ですこしお見せできます。ダウンロードしてごらんください。路面はセミ・ウエット状態です。私のジェントルな走り?とは対照的な、黒いボンネットの過激、いやいや華麗なドライビングSZをとくとごらんください。
鈴鹿サーキット走行シーン(動画#5)AROC Mikawaサイト提供

Saturday, December 04, 2004

アルファロメオの素晴らしい脚

suzukasz13

こうして、何年かの間アルファと付き合っていると、アルファの脚、とくにトランスアクスルの秀逸な出来を実感します。評論家ではないので、言葉は知りませんが、タイヤをいつも地面にまっすぐ接地させようとする考え方(だと思う?)は、ある程度車のロールを許容しても、常に車は安定志向にあって、ねちっこいといえばそれまでですが、挙動が穏やかで安心できるのです。端(はた)から見ていると、あんなにロールしていいの?っていうくらいロールしますが、乗っている本人はそれをあまり感じないのです。ん〜ん、でもロールしてる?
SZは、同時に所有していた75に比べ、ひらひらとした軽快感がなく、鈍重な感覚はありましたが、同じフェッタ・シャシーの延長にいますから、75の最終的な進化の末だとは云え、前後の脚回りのロール感はやはり75だ、と思いました。
実はこれがチョット曲者なのですけれど・・・

アルファの脚でいつも驚かされ感激することは、こんなスピードで、コーナーに入ってしまったけれど、いったい大丈夫だろうか、と心配させておいて、その後で、”あれっ、回れちゃったじゃぁないの”と思わせるところに尽きると思います。マジックですね、アルファの。ある意味これはドライバーにとって、最初に危険を感じさせてくれて、とても安全なことだと思います。やはりアルファはすばらしい。

Thursday, December 02, 2004

2分43秒1

suzukasz11

これが今のところの7月に出した、鈴鹿フルコースのベストラップなのです。恥を忍んで公開。たいしたこと無いんですはっきり言って・・・とほほ。まぁ初心者ですから、大目に見てもらいましょう。10年前の車だし、200馬力そこそこなんですから。多少の軽量化(ロールケージで相殺)とエンジンのオーバーホール(どのーまる)、クァンタムのショック、ノンスリの調整、Sタイヤなどのライトチューニング・・・とへっぽこドライブでようやく出せた記録です。それでも、怖い思いをしながら出しているタイムではありませんので、もう少し練習すれば少しタイムアップはできそうです。なぁ〜んて余裕があるようなことを言ってしまっていいのだろうか・・・。

12月26日は走行会なのでその結果は如何に。でもまだブレーキはパッドはレーシングに換えてあるけれど、ノーマルキャリパーだし、タイヤ(BS55S)もそろそろ寿命だし、などなどまだ弁解の余地があるので、結果次第ではこのせいにしよっと。

Wednesday, December 01, 2004

みんなで走ればまた楽し

suzukasz10

A.R.O.C. Mikawaの鈴鹿走行会。毎回うれしいことに、たくさんの方々が参加してくださいます。いつもの仲間達との走行会は和気あいあいとして楽しいですね。この日のために皆さんいろいろと整備をされて来られます。自分の車に思いをはせて、チューニングすることもまた楽し、ですか。