Saturday, December 04, 2004

アルファロメオの素晴らしい脚

suzukasz13

こうして、何年かの間アルファと付き合っていると、アルファの脚、とくにトランスアクスルの秀逸な出来を実感します。評論家ではないので、言葉は知りませんが、タイヤをいつも地面にまっすぐ接地させようとする考え方(だと思う?)は、ある程度車のロールを許容しても、常に車は安定志向にあって、ねちっこいといえばそれまでですが、挙動が穏やかで安心できるのです。端(はた)から見ていると、あんなにロールしていいの?っていうくらいロールしますが、乗っている本人はそれをあまり感じないのです。ん〜ん、でもロールしてる?
SZは、同時に所有していた75に比べ、ひらひらとした軽快感がなく、鈍重な感覚はありましたが、同じフェッタ・シャシーの延長にいますから、75の最終的な進化の末だとは云え、前後の脚回りのロール感はやはり75だ、と思いました。
実はこれがチョット曲者なのですけれど・・・

アルファの脚でいつも驚かされ感激することは、こんなスピードで、コーナーに入ってしまったけれど、いったい大丈夫だろうか、と心配させておいて、その後で、”あれっ、回れちゃったじゃぁないの”と思わせるところに尽きると思います。マジックですね、アルファの。ある意味これはドライバーにとって、最初に危険を感じさせてくれて、とても安全なことだと思います。やはりアルファはすばらしい。

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