Friday, November 26, 2004

SZの軽量化

sz food#2

SZはボディーがFRP製と言っても、名ばかりで車重がかなり重く、当初思ったほど軽快な動きをしませんでした。その姿形から速そうに見えるSZですが、実は狼の仮面を被った羊だったのです。併せてロードユースを前提に作られていることもあって、脚は柔らかく、到底サーキットで楽しめるようなものではありませんでした。(この脚は後にクァンタムQUANTAMでワンオフのショックを作ることになるのですが・・・)

そこでエンジンのオーバーホールを機に、まずボンネットをカーボン製に交換しました。このフードはノーマルに比べ数段軽く、車の挙動やブレーキの負担軽減、全てにおいて望ましい効果が得られました。まだボディー・オーバーハング部分の重さが残ってはいるものの、回頭性がよくなり、軽快なハンドリングを得ることができました。まぁ当然と言えばその通りの結果ですが、鈴鹿のストレートではフロントが少し浮きぎみに感じるほどの変貌を思うと、車のチューニングで、軽量化に勝るものは無いと言うことを本当に実感しました。

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