Sunday, November 21, 2004

アルファロメオとの出会い

初めてアルファロメオと出会ったのは、今から40年近く前のことです。そのころから車好きな自分でしたが、路上に止めてあるジュリアクーペを見たときに、正直かっこいい!と思いました。そして何より自分を驚かせたのは、そのドアの厚みでした。国産車の薄っぺらなドアしか見たことの無かった自分は、その停まっているジュリアのドアが開くのを見て、子供ながらに貧富とか、造形のための空間や余地を作り出す西洋の余裕、本物のゴージャス、みたいなものを直感しました。まぁ理屈は後で付け足したとしても、この時アルファロメオの虜になってしまいました。当時僕はアメリカの車が世界一かっこいいと思っていましたし、今でもアメ車は好きなんです。特にコルベットと古いところではエルカミーノはね。小学生の頃、時々買っては見ていたカーグラフィック(当時はカタカナだったような気がします)にはアメリカの車が結構載っていましたが、欧州の車は少なく、初めて間近で見たヨーロッパの車がアルファロメオだったのです。それは実に鮮烈な印象として残りました。

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