Sunday, January 08, 2006

鈴鹿シェイクダウン・レポート

17インチ化したホイールと初めて使うYOKOHAMA 048の実質シェイクダウンとなった今回、12月の西コースでちょいテストをした結果を踏まえ、少しセットを変更しました。それはコーナー進入前の減速時にリアの挙動が非常に不安定で全く安心感がなく怖くて乗っていることができなかったからです。地に脚がついていないような、なんともフワフワした感じでした。ただ、コーナーからの脱出時はそのようなこともなく安定していましたから、明らかにリアの荷重が抜けてグリップ不足を起こしているように感じました。

以前コーナーウエイトを計った時は、かなり前輪寄りになっていましたが、自分の車はリア・トランク内にあった車高調整用のポンプも撤去しスペアタイヤも積んでいませんし内装の断熱材は後方部は撤去してありますので、より加重が前寄りになっているとは思います。今回前輪のタイヤサイズを205-55-16から225-45-17に変更したことも関係しているのか、フロントのグリップ感や操縦性は格段に向上した反面、リアのグリップが心もとなくなってしまいました。
リアの車高を下げて前後重量バランスを取りたいところですが、当日集まった3台のSZの中で最もリアの車高が高いことが判明しました。浜松のgtv seiさんの車とは約2cm、大阪のMorizouさんの車とはなんと4cmほどもリアが高くなっています。それなのに3台並べて前から見ると明らかに自分のSZはフロントが下がっています。要はスタティックでもつんのめった前かがみの姿勢だったのです。これでは乗りにくいはずなのは素人の自分でも想像できます。しかしリアの車高調整の限度は目一杯の位置に下げられています。さてどうしたものか、もちろんフロントを上げれば相対的にフロント・リアの車高バランスは改善するかもしれませんが、できれば空気抵抗を考えるとフロントはこのまま、リアを下げたいところです。

とりあえず今回はリア・ショックの減衰力を下げ、ロールを許してグリップを稼ぎ、ブレーキバランサーでブレーキを少しリア寄りにしてチャレンジすることにしました。結果は先きに書いた通り2分39秒5でしたが、この恐怖セッティングではまぁまぁのタイムかもしれません。車載カメラをgtv seiさんに区間タイムで解析してもらい、自分のコース取りの甘さやがはっきりしましたので、少しセッティングを煮詰め、ライン取りを練習すれば2秒ほどはタイムアップできそうな期待を持っています。現に2分40秒をノーマルホイールで出すには結構気合いが必要でしたが、今回は気持ちの余裕を持って出したタイムなので密かに(いやいや大いに)期待はしているのです。

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