Monday, December 12, 2005

SZ、ホイールを17インチ化

ホイールの17インチ化は同じくSZでサーキット走行を楽しんでいる友人と以前から是非とも試してみたい試みの一つとして色々策を練っていました。友人は既に17インチ化してかなりの効果を体感しているようです。ノーマルホイールのデザインは嫌いではありませんでしたが、ロールケージを入れ、クァンタムのショックとバネレートを上げ、ネックでもあったフロントブレーキをグレードアップして、徐々に車が出来上がってくるとやはりノーマルの16インチホイールでは、あくまで感覚的なものですが、タイヤの剛性感が足りないように感じていました。先達の友人の意見を参考に今回自分も試してみることにしました。

17インチ化に際して、まずいくつかの望むべき目標を決めていました。第一に大口径化しても重くならないこと、折角17インチ化してもノーマルより重くなってしまうようではそのメリットがスポイルされてしまうからです。車輪は言わばフライホイールのようなもので、重くなれば慣性が大きくなりブレーキの効きも悪くなるでしょう。そしてタイヤの幅も太くなれば走行抵抗が増え、当然パワーもロスをするはずです。そもそも非力なSZのパワーをできるだけロスすることなく、楽しい操縦感が得られることが理想でした。そうなると現状のアルファ特有のPCDではホイールの選択肢はほとんどありません。

そこで友人が作ってもらった精密機械加工のショップにPCDチェンジャーを同様に注文制作してもらいました。これでノーマルのPCDを114.3mmに変換して多くの国産車用のホイールが選択できるようにしました。より軽くということで今回選んだホイールはレイズのTE37、8J、アルミ鍛造のホイールです。持った感覚では非常に軽く感じました。外観も大事な要素だったので、当初から色は白に決め、前後ともに同じサイズの8Jとしました。これに225-45-17inchのヨコハマA048を履かせることにしました。

出来上がったPCDチェンジャーの寸法精度は非常に良く、ホイールや車体ブレーキディスクにもぴったりと収まりました。ただ一点問題なのは、当初ホイールと元のスタッドボルトが干渉しないと思われたTE37でしたが、PCDチェンジャーの厚みが25mmあるにもかかわらず、飛び出した元のスタッド・ボルトがホイールに干渉してしまったことです。そこで急遽スタッド・ボルトを切断して干渉をさける加工をしなくてはならなくなりました。こればかりは実際やってみないとわからないこともあるもので、ホイールの選択には注意が必要です。ついでにTE37をナットで締め付ける場合、オリジナルのナットテーパーとホイール側のテーパーが違うため、これも用意しなくてはなりませんでした。(写真は後日アップ予定です)

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