Sunday, March 06, 2005

Hood Hook

SZ hood hook

別段、タイトルは韻を踏んだわけではないのですが、日本で一般的に言われているボンネット(bonnet)は、イギリス用語で、アメリカでは Hood (フード)と言われていることはご存知の通りです。ボンネットは純正のキャッチが生かしてある上、ボンピンが装着してありますから、別段このフックを付けないと不具合がある(飛んでっちゃう?)と言うわけでも無く、ただ単に格好だけの飾りみたいな物です。どうせ遊びのサーキットなのだから、格好第一でしょ。らしさを楽しむ「サーキットごっこ」ですから。

ついこの前、SZを自動洗車機に通したら、このフック、ブラシに引っ掛かってどこかに飛んでしまいました。暫く立ってから気づいたのでなんともなりませんでしたが、洗車機のブラシに引っ掛かったままなら、私の後に洗車した方は・・・・どうなったのでしょうか?・・・・想像するだけで恐ろしい。それ以来そのガススタンドには行っておりません。

さて、読んで面白かった方もそうでなかった方も、当ブログでは、ご覧になった後→AlfaRomeo SZをポチっ!としていただくことが、ルーチンとなっております。

Thursday, March 03, 2005

フロント・ブレーキのその後

新しいキャリパーとローターを装着した直後、踏み込みが心許なかったフロントブレーキですが、徐々にピストンの渋い動きが取れてきたのか、パッドとローターの当たりがこなれてきたためか、よく効くようになってきました。あともう少しと言った感じですが、パッドがローターに当たってから踏み込んでいくときの剛性感は、ノーマルとは次元が違う感じです。確実に制動力はアップしており、これは制動時のフロント・ノーズダイブが少し大きくなってきたことからも伺えます。こうなると今度はリアの荷重が抜けて、リアブレーキが仕事をしなくなり、トータルでは効果をスポイルしてしまいます。そこで、フロントのショック・アブソーバーの減推力を再度強くしてみたところ、ノーズダイブは減り、一層制動力の増したことが実感できました。ただ、これではノーズダイブの解消になっただけで、車の操縦性と言う観点からみると、ショックの前後バランスは必ずしもベストとは言えないように思います。車と言うものは色々な機械的構造がダイナミックに関係しあって、全体ができ上がっていることは言うまでもありません。ブレーキひとつとってみても、本当に奥が深いものです。

さて、当ブログでは、ご覧になった後→AlfaRomeo SZをポチっ!としていただくことが、ルーチンとなっております。

カフェ ・コヴァ(COVA)のこと

COVA

アルファとは全然関係ない話です。それもチョコレートの話。年々義理チョコも少なくなるばかりのおじんですが、そんな寂しい話はさておき、チョコレートと言えばベルギーが有名ですよね。でもイタリアにも有名どころがあったのです。それもアルファ・ロメオの大本山ミラノにです。その店の名前は「カフェ ・コヴァ(COVA)」、1817年創業ということですから、日本ではまだチョンマゲ、月代(さかやき)の時代から創業しているということですよね。すごいです。もとはミラノ・スカラ座の傍らにありましたが、第二次世界大戦で爆撃にあい、現在のモンテナポレオーネ通りに移転しました。

ヘミングウェイの小説「武器よさらば」にも その名は何度か登場し、主人公のフレデリックが恋人のキャザリンの為に、コヴァでチョコレートを一箱買い求める場面も出てきます。そんなことを思いながら頂くと、また格別美味しい。なぁ〜んて知ったかぶりをしていますが、これも友人からの受け売りです。なにせ文学やら芸術などとは、およそ縁遠い人間なのです。そう言えば、以前、アメリカの知人に、" What is your favorite book ? " と尋ねられた時、こう答えたくらいですから・・・・
" My favorite book is・・・BANK BOOK ! "

追加のオチ・・・この箱の底には、なんと2.5cmの上げ底がしてありました。やるな、おぬし!。「観光地土産のおまんじゅう」じゃぁないのだから・・・・・。

Wednesday, March 02, 2005

フロント・ブレーキキャリパー

SZ Wilwood Roter

今回交換したブレーキ・キャリパーは意外に軽量で、手で持った感じでは、ジュラルミンのブラケットを含めてもノーマルより軽いように思います。ローターはノーマルとは比べ物にならないくらい大きく、並べてみるとノーマルはまるで玩具(オモチャ)のように見えてしまいます。ローター径は323φ、厚みは31.6mmありますので、フロートタイプとはいっても、さすがに重いのですが、ノーマルも意外に重いことを考えると、相対的にはそれほど重量増になっていないように思います。それにしても、ホイールの外側から覗くと、大きなローターが見える様は格好いいです。さて、フロントブレーキのグレードアップも果たしたことだし、戦闘力も上がったはずですが、いかんせん歳ですから、おいそれと変化に順応することができないでしょうねぇ。とはガレージのマエストロの談、宝の持ち腐れなどと言われないようにしなくては。