フロント・ブレーキのその後
新しいキャリパーとローターを装着した直後、踏み込みが心許なかったフロントブレーキですが、徐々にピストンの渋い動きが取れてきたのか、パッドとローターの当たりがこなれてきたためか、よく効くようになってきました。あともう少しと言った感じですが、パッドがローターに当たってから踏み込んでいくときの剛性感は、ノーマルとは次元が違う感じです。確実に制動力はアップしており、これは制動時のフロント・ノーズダイブが少し大きくなってきたことからも伺えます。こうなると今度はリアの荷重が抜けて、リアブレーキが仕事をしなくなり、トータルでは効果をスポイルしてしまいます。そこで、フロントのショック・アブソーバーの減推力を再度強くしてみたところ、ノーズダイブは減り、一層制動力の増したことが実感できました。ただ、これではノーズダイブの解消になっただけで、車の操縦性と言う観点からみると、ショックの前後バランスは必ずしもベストとは言えないように思います。車と言うものは色々な機械的構造がダイナミックに関係しあって、全体ができ上がっていることは言うまでもありません。ブレーキひとつとってみても、本当に奥が深いものです。
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