Saturday, January 22, 2005

フロント・キャリパーが決定

wilwood caliper

ブレーキ・キャリパーのグレードアップは、ウィルウッドの4ポッドキャリパーに決まりました。このキャリパーは、京都のウミヒラからSZ用のキットとして、写真のように、323φのローターとセットで販売されているものです。この4ポッド・キャリパーは、ピストンの有効面積がノーマルに比べ5%程小さいのですが、ローター径がノーマルに比べ数段大きいことが魅力です。昨今は4ポッドや6ポッドのキャリパーも珍しくありませんが、ポッドの数が増えたことにより、一個のピストン面積が小さくなりすぎたり、総面積がノーマルより増えてしまえば、逆効果になることは明白です。このローター径からみると、現状よりはるかに強力でしょうし、ピストン面積比が5%小さいことも、ハンディにならないと思います。かえって現状のブレーキ・マスターシリンダーの容量からみても、ピストン面積比が小さいことにより、フィーリングやタッチに有効かもしれないと、勝手に想像しています。ブレーキパッドはEndressのNA-Rが気に入っているので、特別にオーダーしました。3ピースのキャリパー形態から、過酷な使用条件では開きやすいかもしれませんが、鈴鹿サーキットは、ブレーキには優しいコースであることを考慮すると、十分ではないでしょうか?でも、なんだか見た目が華奢(きゃしゃ)だなぁ。

SZのノーマルホイールは、意外なことに、汎用の同サイズに比べ内径が大きいため、この323φのローターと4ポッドキャリパーが装着可能で、なかなか汎用の良いホイールが見つからない現状から、ブレーキのグレードアップをするには格好の選択だと思います。タイヤの選択を考えると、17インチの方がより自由度はあるのですが、大きくなったホイールとタイヤが、SZの俊敏な動きをスポイルしてしまいそうな気もします。暫くはノーマルホイールで頑張ってみましょう。しかしこれで、タイムが縮まらなかったらどうしよう・・・。

0 Comments:

Post a Comment

<< Home