Monday, January 03, 2005

SZのアーシングその他

sz battery

いくつかの写真に、所々アースが施してあることが見て取れると思います。自分のSZは、バッテリーとボディー、エンジンブロック、ヘッド、サージタンク、オルタネーター(これは正確にはアースといえないかもしれません)、このあたりまではごく一般的にされるアースですが、この他、ミッションケース、エクゾースト・フロントパイプ、各エクゾーストのフランジ同士、リアマフラー、等々にアースがしてあります。

ミッションケースやエクゾーストパイプのアース取りは不思議かもしれませんが、ミッション等の金属ギア部分が、擦れ合い回転することによって起こる磁界が、ギアの回転に抵抗となるため、これをアースして解消することが目的です。また、エクゾーストの場合も、排気ガスは種々の粒子を含む流体であって、金属の筒を通過する際、摩擦によってエキゾーストパイプに磁界が生じ、排気の抵抗になるためで、ただ単に電気的なアースを取っているだけではありません。とは言っても、磁界の解消は、理屈は理解はできても、その効果はと言うと、これだけで体感できるものではないように思います。

SZは作られてから、既に13年も経っているため、ハーネスも老朽化し、内部抵抗も大きくなっているかもしれません。そうした意味合いで、アーシングは効果を望めると思います。もっとも現代の車でも、環境保護の観点から、ハーネスの再利用をBMW等は行っていますし、ハーネスも必要最低限の容量しか確保されていないそうなので、新しい車でも、アーシングは効果的かと思います。

写真は軽量なレーシングバッテリーに換装してある自分のSZです。このバッテリーは内部抵抗やターミナルに接続していなければ、自己放電も少なく、非常に軽量で操縦性に有利ですが、やはり容量が足りないため、常時充電器が必要です。

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