Thursday, December 30, 2004

鈴鹿走行会#3 SZのブレーキ

SZ-suzuka12263

SZのブレーキは、よくレポートで酷評されるほど効かないわけではありません。ただし、ノーマルショックはコイルスプリングも柔らかく、パニック・ブレーキング時にフロントのノーズダイブが大きいため、リアの荷重が抜けてリアタイヤがロックすることがあります。ショックをクァンタムに換え、スプリングコイルを硬く(強く)してもその傾向は変わりませんでしたが、フロントの減推力をほんの少し高めた後は、ノーズダイブが少なくなり、結果的にリアの脚の接地が良くなったためか、総じてブレーキもよく効くようになりました。このあたりは素人の見解なので、参考にならないかもしれませんが、明らかに体感することができます。

こうしてみると、SZの場合、もう少しリアブレーキを積極的に使えるように考慮すると、より良い結果が得られそうな気がします。それでも、ブレーキを踏んだときのフィーリングは、やはり心許ないと言うか、剛性感のないもので、できうればカチッとしたフィールが是非とも欲しいところです。次のSZ改造計画はフロントブレーキのグレードアップがやはり必須です。

SZもそうですが、たいていアルファのバルクヘッドは柔(やわ)で、このあたりにも原因があるのではないでしょうか?そのような理由で、ブレーキが効かないわけではないのに、なにか効かないような不安感が残って、コーナーに自信を持って向かえないのです。特に鈴鹿のヘヤピンやスプーンカーブでは、コーナーが近づいてくるまで待ってしまう(空走区間と言うか無操作区間が長くなる)ような運転になってしまいます。このような状態で、エンジンのパワーアップをしてももったいない。ウデのことを棚に上げて車のせいにするのもいけませんが、遊びのサーキット走行なのだから、くるまいじりの試行錯誤も楽しまなくてはおもしろくないので、来年はフロントのブレーキ・キャリパーを交換してみようと思っています。

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