Friday, January 28, 2005

タイヤが無い・・・

現在はBSの55Sを使っていますが、メーカー在庫が無くなっています。SZのタイヤサイズは、ポルシェ964と同じサイズですが、ポルシェの方達はほとんどが17インチに変更されておられるようで、このサイズの需要はあまりないのでしょうね。今年、55Sは新しいコンパウンドになるようですが、SZサイズの発売は4月なので、それまでどうして対処しようかと悩んでいます。SZのノーマル・ホイールに適合するSタイヤは、ヨコハマもダンロップも作っておらず、BSの55Sしかないのです。どうしても手に入らなければ、ファルケンのアゼニスにしてみようか。アゼニスはラジアルタイヤですが、かなり高いポテンシャルを持っているように伺っています。ラジアルですから、コーナリング中はスキール音が出っぱなしなのでしょうけれど、雨でもグリップするらしいので、結構使えるかもしれません。お値段も安いし。

Thursday, January 27, 2005

アルファ社長交代から

ご本家アルファの社長が交代したそうですが、8Cコンペティツィオーネはどうなるのでしょう?期待をしていたんです。欲しいですねぇ、納車と同時にロールケージを入れちゃおうなんて夢を描いていました。そうなると、このブログは”8Cでサーキット走行〜”にタイトルを変更しなければ?。まぁ宝くじでも当たるか、老後の人生をホームレスにするかの2者しかありませんけれど・・・。8Cに寝泊まりするホームレスの日誌っていうブログになるのでしょうか。ばかばかしい(アホらしい)ことは考えずに、真面目に仕事をしなくては。8Cどころか、SZに寝泊まりするホームレスになりかねない。

Saturday, January 22, 2005

フロント・キャリパーが決定

wilwood caliper

ブレーキ・キャリパーのグレードアップは、ウィルウッドの4ポッドキャリパーに決まりました。このキャリパーは、京都のウミヒラからSZ用のキットとして、写真のように、323φのローターとセットで販売されているものです。この4ポッド・キャリパーは、ピストンの有効面積がノーマルに比べ5%程小さいのですが、ローター径がノーマルに比べ数段大きいことが魅力です。昨今は4ポッドや6ポッドのキャリパーも珍しくありませんが、ポッドの数が増えたことにより、一個のピストン面積が小さくなりすぎたり、総面積がノーマルより増えてしまえば、逆効果になることは明白です。このローター径からみると、現状よりはるかに強力でしょうし、ピストン面積比が5%小さいことも、ハンディにならないと思います。かえって現状のブレーキ・マスターシリンダーの容量からみても、ピストン面積比が小さいことにより、フィーリングやタッチに有効かもしれないと、勝手に想像しています。ブレーキパッドはEndressのNA-Rが気に入っているので、特別にオーダーしました。3ピースのキャリパー形態から、過酷な使用条件では開きやすいかもしれませんが、鈴鹿サーキットは、ブレーキには優しいコースであることを考慮すると、十分ではないでしょうか?でも、なんだか見た目が華奢(きゃしゃ)だなぁ。

SZのノーマルホイールは、意外なことに、汎用の同サイズに比べ内径が大きいため、この323φのローターと4ポッドキャリパーが装着可能で、なかなか汎用の良いホイールが見つからない現状から、ブレーキのグレードアップをするには格好の選択だと思います。タイヤの選択を考えると、17インチの方がより自由度はあるのですが、大きくなったホイールとタイヤが、SZの俊敏な動きをスポイルしてしまいそうな気もします。暫くはノーマルホイールで頑張ってみましょう。しかしこれで、タイムが縮まらなかったらどうしよう・・・。

Saturday, January 15, 2005

オイルのこと再び

SZ-suzuka12266

自分が初めてアルファに乗り始めた頃、名古屋のショップに毎週のように出掛けていました。このショップはエンジンチューニングの技術は高いのですが、大将がヘンコツというか、なかなかエンジンに手を付けてくれませんでした。そのようなことで、一年間はオイル交換だけにせっせと通わされました。ようやく一年くらいお付き合いして、私の乗り方を理解してくれたのか、エンジンに手を入れてくれました。でもここからネジが外れる?までは早かったですね。最後はGTVがポルシェと同じくらいの価格になっていましたから・・・。

それはさておき、このとき色々なオイルを試したお陰で、エンジンオイルの勉強をさせてもらいました。当時好んで使っていたのは、BPのスーパーコース、これはシングルの30番で、寒い本国イギリスでは使い難かったそうですが、日本の気候にはマッチしてトルクフルないいオイルでした。その他はエルフのMOTO 4、(これはトルク感はありませんでしたが、もういい!と言うくらいよく回るオイルでした)、その他ペンズ・オイルの砂漠仕様、モチュール、カストロールのR40(これは植物油、入れたその日、例の大将にメタルが錆びるからと、その場で有無を言わさずリフトに載せられ、抜かれました。30kmも走行してなかった・・・、でも匂いと回り方はすごく良かった)などなど色々と経験しました。

オイルくらいで、と言ってもそれは大きな間違いかもしれません。オイル選びは結構奥深いんです。何でも入っていればいいというものではありません。エンジンの組み方にもよるでしょうが、オイルそれぞれに個性があって、ここがまた面白い所です。必要な油膜さえ確保できれば、低粘度のオイルの方がパワーも出て、オイル循環も良いため、エンジンの冷却に効果的なことは言うまでもありませんが、SZのようなピストンクリアランスの大きいエンジンでは、オイルの消費量が増えてしまいます。そういうこともあって、SZではモチュールの300V、やレッドラインの15W−50を使ってきました。

今回は少し浮気をして、バーダルのレーシング10W−60を入れてみましたが、トルク感があり、且つ高回転でよく回る良いオイルでした。自分は個人的にバーダルのオイルが好きなんです。浮気と言えば、ニューテックのオイルも試したことがありました。これもエステル系の良いオイルですが、お利口さんと言えばそうなのかもしれません、リニアにストレス無くよく回るのですが、スムース過ぎて、個性にかけた味のないオイルでした(舐めてはいませんよ)。2回ほど試しましたが、好きになれませんでした。ごめんなさい、これはあくまでも個人の好き嫌いの判断ですからご容赦ください。

Monday, January 10, 2005

パワーチェックができない・・・

エンジンのオーバーホール後、ROMのチューニングも昨年末に終えたところで、いったいどのくらい馬力がでているのか、パワーチェックでもしてみようと、暇つぶしもかねて出掛けました。ところが、いざシャシー・ダイナモに載せようと言う段になって、車高が低すぎ、フロントバンパーがあたってしまいそうなので、測定できないことがわかりました。クァンタムにショックを交換して、油圧式の車高調整は、軽量化のためポンプもろとも取っ払ってしまいましたので、なんともなりません。特に車高を下げたわけでも無いのですが、元来SZのフロントバンパーはかなり低く、地面とのクリアランスは指3本位なのです。こうしてみるとすごいシャコタンで、リフトのアームが入らないこともあって、整備のときは、工場に迷惑をかけています。しかし、これだけ低いと、レッカーで持ち去られることはないかもしれない・・・・なんて、悪いことを想像してしまいました。それにしても、この車高で、陸運局がよく許可をしたものです。リアのランプもスモークのカバーがついているし、国産車ではまず許可されないでしょうね。因に車両の最低地上高はフェラーリのF40が基準になったそうですが、やっぱり世の中、お金持ちが基準を作るのですかね・・・・?

Sunday, January 09, 2005

トランス・アクスル 万歳

TAと言えば、トヨタが次期スーパースポーツとして開発中の車は、トランスアクスルを採用するらしいとの噂ですが、これで、ようやくトヨタも20数年前のアルファに並んだような気がして、密やかにほくそ笑んでいる自分です。かつてトヨタがコストが高すぎるという理由で、採用を成しえなかったTAですから、トヨタもゴージャスになったものです。世界のトヨタですから、きっとすごい車を出してくるのでしょうね。

近代のエンジンやミッションが、いくら軽量化されたと言っても、大型のロング・ホイールベース車では、車両の前後重量配分にTAは今もって優位かもしれません。現にFRのフェラーリはTAですものね。それでもアルファは、あの小さなボディーで20年以上も前に、採算を度外視してこれを採用したところがすばらしいと思いませんか。

国産車の脚回りしか見たことの無い整備工場で、どうってことも無い武骨なセダンの75を下から覗いた時、メカニックが決まって「すごいですねぇ、まるでレーシングカーのような構造ですねぇ」と驚きます。「そ〜でしょ〜」。そんなとき、ちょっと(いやいや、多大に)優越感に浸るミーハーな自分です。しかし、インボード・ブレーキにまで凝ったおかげで、ブレーキに風は当たらないし、エクゾーストに近いブレーキ・キャリパーには条件が厳しかったり、といろいろ問題はあるのですけれどね・・・。そこがアルファらしいのかもしれません。

Tuesday, January 04, 2005

本年初走行、2分42秒3

SZ-suzuka12265

鈴鹿サーキット初走行に行ってきました。今日の鈴鹿は気温も低く。車には良いコンディションでした。参加車両は5台のみ、これで鈴鹿フルコースを占有してしまうのですから、贅沢なものです。参加していたのは、NSXが2台、ポルシェ1台、FD20が1台、と私。自分のSZをのぞいて、皆300馬力を超えている車ばかりなので、後についてコース取りの参考にしたかったのですが、ただ抜かれるだけ。相手にも何もなりません。でも参加台数が少ないので、思いっきり楽しむことができました。やはり大好きな130Rは気持ちいい!。

タイムの結果次第では、このレポートは内緒にしておこうと思いましたが、昨年より1秒程アップしましたので、まぁとりあえず報告を。コンスタントに2分42秒前半で走行できました。ただ、ここからが苦しいです・・・。色々チャレンジしてみましたが、タイヤがタレて、リアがズルズルと滑り出した所で断念。へっぽこドライバーにしては、頑張りましたが、タイムアップは本当に難しいですね。チョット気を抜くと3秒位は途端に落ちてしまうのに、いざタイムアップしようと意気込んでも、すべてがうまく行かなくてはなかなかタイムを縮めることができません。良いブレーキが欲しい・・・!でも、ブレーキをグレードアップしてもタイムが変わらなかったらどうしよう、恥ずかしいからこっそりやるしかないか。

Monday, January 03, 2005

SZのアーシングその他

sz battery

いくつかの写真に、所々アースが施してあることが見て取れると思います。自分のSZは、バッテリーとボディー、エンジンブロック、ヘッド、サージタンク、オルタネーター(これは正確にはアースといえないかもしれません)、このあたりまではごく一般的にされるアースですが、この他、ミッションケース、エクゾースト・フロントパイプ、各エクゾーストのフランジ同士、リアマフラー、等々にアースがしてあります。

ミッションケースやエクゾーストパイプのアース取りは不思議かもしれませんが、ミッション等の金属ギア部分が、擦れ合い回転することによって起こる磁界が、ギアの回転に抵抗となるため、これをアースして解消することが目的です。また、エクゾーストの場合も、排気ガスは種々の粒子を含む流体であって、金属の筒を通過する際、摩擦によってエキゾーストパイプに磁界が生じ、排気の抵抗になるためで、ただ単に電気的なアースを取っているだけではありません。とは言っても、磁界の解消は、理屈は理解はできても、その効果はと言うと、これだけで体感できるものではないように思います。

SZは作られてから、既に13年も経っているため、ハーネスも老朽化し、内部抵抗も大きくなっているかもしれません。そうした意味合いで、アーシングは効果を望めると思います。もっとも現代の車でも、環境保護の観点から、ハーネスの再利用をBMW等は行っていますし、ハーネスも必要最低限の容量しか確保されていないそうなので、新しい車でも、アーシングは効果的かと思います。

写真は軽量なレーシングバッテリーに換装してある自分のSZです。このバッテリーは内部抵抗やターミナルに接続していなければ、自己放電も少なく、非常に軽量で操縦性に有利ですが、やはり容量が足りないため、常時充電器が必要です。